2021.8.18 | ご案内
浜松市で円形脱毛症治療ならTomはり灸院へ♪
円形脱毛症とは…
おもに頭部に円形の境界明瞭な脱毛斑を生じる疾患です。頭髪以外でも眉毛、ヒゲ、体毛、陰毛などの脱落も含む。
【疫学】人口の1~2%に発症し,約1/4は15歳以下の小児である。約2割は家族内で発生し,発症しやすい遺伝的素因がある。
【成因】 毛組織に対する自己免疫機序が考えられています。
【症状】突然ある部位の毛髪が脱落し、2〜3㎝の円形ないし楕円形の脱毛斑が生じる。
【予後】 再発することも多く、約 40%は再発する。
一言に円形脱毛症と言ってもその原因は様々です。ストレスが関与していることもあれば、自律神経失調、遺伝やアレルギー、自己免疫などが関わっていることもあります。一つの原因だけではなく、全身の状態が複雑に関わっていることもあります。このような場合改善するには体全体のバランスを整える必要があります。
東洋医学では、髪は血の余りといわれていて血と深く関わっています。臓器では肝・腎が関わっていることが多いです。
肝腎が絡んでいると、頭のふらつき、目のくらみ、耳鳴り、イライラ感、動悸、腰や膝のだるさなどの症状を伴っていることがあります。
東洋医学は体質や体のバランスを総合的に改善させます。円形脱毛症の治療では鍼灸(はり・きゅう)を用いて頭皮の正常化を測ります。
頭皮の血流を促し、皮脂や老廃物を排泄し、頭皮を正常な状態に戻すことで高い効果が得られます。
円形脱毛症になってから早期であれば多くの方に効果があります。薬を服用していても効果がないと来院される方が多くいらっしゃいます。
発症してから時間が経つにつれて効果は下がりますが、発症20年程度立っていても半数程度の方には効果が出ます。発症早期の方はなるべく早くご連絡ください。長くお悩みの方も諦めずにご相談ください。
治癒しにくい症状…
① 頭部全体の毛が抜けたものや後頭から側頭に不整形の境界鮮明な大きな脱毛(全頭脱毛症、蛇行状脱毛症など)
② 頭頂部と額の側面の頭髪が対象性に薄くなるもの(壮年性脱毛症)
③患者自身の抜毛の習癖によるもの(抜毛狂;トリコチロマニア)