2021.4.2 | 健康情報
メンタルと内臓と気

病気とは…(気)の病
元気とは…もとの(気)
気とはハタラキがあってカタチのないもの。オカルトチックだと思う方もいるかもしれませんが、とても身近なものなので気付きにくいものです。
陽気な人、陰気な人、気のせい、気が合う、気がつく、気がめいる、気が散る、気分など…
日本人は何か特別な事をしなくても(第六感)(第七感)が使えている方がほとんどなので、気を無意識に使っています。場の空気を察っして気を使って発言を控えたりするのは外国の方がマネ出来ない素晴らしい力なのです。
外国人は、あれコレそれが使えない人が多く『あれ取ってきて』は伝わらないようです。
東洋医学では、この(気)の状態を把握して調節していくことを大切にしています。
個々の内臓の強い弱いで気のバランスが変わり、人それぞれ強く表れている気の質が違うので、それによって合う人合わない人が出てきます。
肝の気質:物事をビシッと決める、落ち着いて的確な判断ができる、キモ(肝)のすわった人。また状態が強く現れると肝は怒りを生みます。肝の気は上に昇りやすいので頭に血が上り、目が充血しやすかったりします。
心の気質:ニコニコ笑って許す、人との境界線が緩く親しみやすい人。また状態が強く現れると心は気の緩みから仕事上のミスや事故など起こしやすくなります。
脾の気質:頭を使って分析的に考える人。また状態が強く現れると脾は思い悩みを生み頭の中でグルグルと考えてしまうことがあります。
肺の気質:控えめに優しい、弱い立場の人にも向けられる慈しむ優しい気持ちの人。また状態が強く現れると肺は憂いを生み、失ったら悲しい、心配で心配で仕方ないという感情がでやすいです。
腎の気質:耐える底力、生命力の源、生命力が強く真っ当に恐ることができる人。また状態が強く現れると腎は恐れを増幅させビクビクしてしまいます。
気には相性があり、肝の気質の人は心の気質の人に気を受け渡し(相生)強いパートナーシップが生まれます。逆に脾の気質の人は肝の気質の人に気を押さえつけられてしまうので苦手意識が生まれます。
自分の子供でもこの子には優しく当たれるけど、こっちの子には厳しくなってしまうなどと悩んでしまうかもしれませんが人それぞれ気質があるので、それは(気)のせいなのであまり落ち込まないでください。